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FMSとコレクティブエクササイズ

Movement

最近のフィットネス界のトレンドのひとつに、「FMS」と「コレクティブエクササイズ」があります。カナダの施設でも積極的に取り入れている動作の評価法と動作ドリルなのですが、その効果には賛否両論です。今回はFMSとコレクティブエクササイズについて見ていきましょう。

FMSとコレクティブエクササイズとは?

FMSとは、7つの動作を評価するアセスメント法です。それぞれの動作は3点満点で評価され、7つのテストの合計点数を出します(満点は21点)。この評価法で主に見られるとされるものは、スポーツ競技や練習中のケガの発生リスクと、競技能力の向上と言われています。

コレクティブエクササイズとは、FMSでの評価結果をもとに、「悪い動作」を改善していく為の動作ドリルです。FMS内の動作に似たドリルもあれば、そうでないものもあり、バリエーションは多岐に渡ります。

FMSに関しては、その評価法の妥当性にアナが指摘されています。また、「悪い動作」が本当に存在するのかなどは疑問が呈されています。今回は、コレクティブエクササイズだけが動作改善のカギなのかを簡単に見ていきましょう。

コレクティブエクササイズだけが動作改善のカギ?

幾つかの研究(研究研究)では、コレクティブエクササイズに限らず、どんな動作種目を行ったかにかかわらずFMSのスコアは改善したことが見られています。しかも改善したFMSの点数には、練習したトレーニング種目間で顕著な差が見られていません(例:筋力トレーニングvsコレクティブエクササイズ、筋力トレーニングvsファンクショナルトレーニング)。また、ヨガの実施でFMSのスコアを改善できたという報告もあります。

これら研究を見ると、果たしてコレクティブエクササイズだけを重宝するというのも考えもののように感じます。

以上から、私は次のように考えます。

コレクティブエクササイズに対する個人見解

  1. コレクティブエクササイズかにかかわらず、身体を動かすことで身体操作の感覚を磨き、関節可動域が増え、どんな動作で会っても改善ができる可能性がある。
  2. トレーニングの目的によっては、コレクティブエクササイズに時間をかけるよりも、関節可動域や筋力・筋肉量を増やせる筋力トレーニングに労力を費やしたほうがいいかもしれない。
  3. 筋力トレーニングにコレクティブエクササイズを組み合わせることによって、動作改善の効果がより得られる可能性も、もちろん否定できない。
  4. コレクティブエクササイズを動的ストレッチとして、ウォーミングアップなどに組み込むことは可能である。

さまざま試していただき、自分に合ったトレーニングが出来ればいいと思います。トレーニングプログラムに迷った際は、ぜひお問い合わせください。

Atlas Motohashi

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